「使える人」から「育てられる人」へ
第3期 CIF認定TimeWaverトレーナー養成講座がスタート

開催報告
2026.8.31

第3期 CIF認定TimeWaver
トレーナー養成講座がスタートしました

「使える人」から、「育てられる人」へ。
学びと実践を未来へ手渡す、新たな一歩が始まりました。

2026年8月31日、第3期「CIF認定TimeWaverトレーナー養成講座」のスタートとなる1Day講座を開催しました。      

CIFではこれまで、TimeWaverの操作方法や分析・解釈を学び、セラピストとして実践するための講座を開催してきました。
今回のトレーナー養成講座では、その学びをさらに次の世代へ手渡していくために、セラピストとして培った知識や経験を
「どのように人へ伝え、育てていくのか」を学びます。

       トレーナーに求められるのは、知識や操作方法を正しく説明することだけではありません。
       受講生が自ら考え、判断し、自分の言葉でクライアントと向き合えるようになるまで、その成長に伴走することです。           

今回の1Dayでは、受講生がトレーナーの答えに依存することなく、一人のセラピストとして自立していける学びの場をつくるために、CIFトレーナーとしての意識とスタンスを一日かけて丁寧に確認しました。

01

「使える人」から「育てられる人」へ

講座のはじめに、一人ひとりが向き合ったのは、「私は、何のためにトレーナーになろうとしているのか」という問いでした。

セラピストは、自らの知識や経験を使ってクライアントに向き合います。一方、トレーナーの役割は、自分が持っている答えをそのまま受講生へ渡すことではありません。受講生自身が状況を捉え、考え、判断し、実践できるようになるための機会をつくることです。

「自分ができる」ことから、「受講生ができるようになることを支える」ことへ。今回の1Dayは、その視点の転換から始まりました。

02

答えを与えるのではなく、主語を本人に戻す

講座の中で繰り返し確認されたのが、「デバイスが答えを決めるのではなく、選択し、行動するのは本人である」という視点です。

TimeWaverは、目に見えない意識や情報の領域に気づきをもたらし、新たな可能性や選択肢を見いだすための力強いツールです。だからこそ、「TimeWaverがこう言っているから」「分析結果が出たから」「先生がそう判断したから」と、いつの間にかデバイスや指導者が主語になる可能性もあります。

「あなたは、どのように見立てましたか?」
「その結果を見て、何を感じましたか?」
「あなたは、どのように進めたいと考えていますか?」

質問を受けたときに、すぐ正解を教えることは簡単です。しかし、それを続けると、受講生が自ら見立て、考え、判断する機会を奪ってしまうことがあります。問いを返しながら主語を受講生へ戻し、本人の中にある観察力・解釈力・判断力を育てていくこと。
それがCIFトレーナーの大切な役割の一つです。     

もちろん、安全や倫理に関わることはトレーナーが明確に伝えます。その土台を守りながら、一人ひとりの可能性と自立を支えていきます。


トレーナーの関わり方は、その先へ受け継がれていく

トレーナーと受講生の間に生まれた関係性は、
受講生がクライアントと向き合うときのモデルになります。

     
トレーナー
↓
受講生であるセラピスト
↓
その先で出会うクライアント
     

トレーナーが受講生の感覚や考えを尊重し、
自ら判断する力を育てることができれば、受講生もまた、
クライアントの主体性を尊重し、
その人自身が選択していくプロセスに伴走できるようになります。


このように、トレーナーの意識や関わり方は、何層にもわたって影響していきます。
だからこそ、トレーナー養成は単なる「講師を増やすための講座」ではありません。
TimeWaverを扱ううえで大切にしたい意識や姿勢を、
未来へと手渡していくための取り組みでもあります。

03

CIF・TimeWaverを「大きな地図」から捉える

午後は、CIFが何を扱い、どのような未来を目指しているのかを改めて共有しました。私たちの生命や現実を、物質的な側面だけでなく、エネルギー・情報・意識といった複数の階層から捉えること。そして、TimeWaver、TimeWaver Frequency、BWS、Bio-Wellなどが、それぞれどの領域を扱い、どのような役割を持つのかを俯瞰しました。

個々の機能やデバイスを覚えるだけではなく、まず大きな地図を持つこと。トレーナー自身が全体像を捉えていることは、受講生が安心して学びを深めるための土台になります。

04

受講生、クライアント、そして社会へ広がる価値

ワークシートへの記入や対話を通して、最初に担当する受講生を一人思い浮かべながら「提供価値の3つの層」を考えました。

LAYER 1
受講生
どのような力を育んでほしいか
LAYER 2
クライアント
どのような変化が起きてほしいか
LAYER 3
社会
どのような未来を生み出したいか
     

◉一人の受講生にセラピストとしての判断力が育つこと。

◉その受講生と関わるクライアントが、誰かの答えに依存するのではなく、自分で感じ、選択できるようになること。

◉さらに、そうした人が増えていくことによって、自らの意識と選択に責任を持ち、
 周囲と調和しながら未来を創造する人が社会に増えていくこと。

目の前の一人を育てることは、その人だけに留まらず、その先にいる何十人、何百人へとつながっていきます。
トレーナーという役割の先にある影響の広がりを、それぞれが改めて感じる時間となりました。

05

CIFの理念を、実際の行動へ

CIFが大切にする5つの行動指針を、単なる理念ではなく「指導の場面では、どのような行動として表れるのか」という視点から考えました。

中立性 誠実性 創造性 協調性 社会的責任

受講生の質問にどう答えるのか。どこまで伝え、どこから本人に考えてもらうのか。異なる考えや見立てをどう受け止めるのか。自分の経験を「正解」として押しつけていないか。理念は、トレーナーが迷ったときに立ち返る判断軸となり、日々の小さな選択や関わりの中で具体的な行動として表れます。

参加者同士の対話では、これまでセラピストとして積み重ねてきた経験も共有されました。同じ問いから異なる言葉や捉え方が生まれ、
その違いに触れること自体が、トレーナーとしての視野を広げる学びとなりました。

06

一人ひとりの「トレーナーとしての約束」     

講座の最後には、冒頭に書いた「何のためにトレーナーになるのか」という問いへ、もう一度立ち返りました。一日の学びと対話を経て、
これから何を大切にしていきたいのか。「トレーナー活動における約束」を、それぞれが一文で表現しました。

これは、誰かに評価してもらうための正解ではありません。受講生と向き合う中で迷ったとき、自分がどのようなトレーナーでありたいかを思い出すための、一人ひとりの軸となる言葉です。

VOICE

受講後アンケートより

“

講座の全てを通して「あり方」について考え、その大切さを感じました。場が創り出す空気も素晴らしく、ワークの時のトレーナーさんたちの発想力と例えには、目から鱗が何枚も剥がれたような、心の空間が広がったような感覚でした。講義中ずっと、これは何度も繰り返し聴きたいと思う、とても濃い内容でした。そして、雰囲気も最高で、楽しく学ぶことができました。

受講生自らが考え、判断できるようになる「自立」を講座のゴールに置く重要性や、現トレーナー陣の多様な視点にも触れて、視野を広げることの大切さを学びました。技術や理論だけでなく、受講生の先のクライアントまで視野を広げ、「自立」を育むスタンスを持つことの重要性など、多くの気づきを得られた濃密な時間でした。

ここから始まる、トレーナー養成のプロセス

今回の1Dayは、トレーナー養成の入り口です。今後はオンラインでの継続的な学びに加え、講座のオブザーブ、指導実践、フィードバックを重ねながら、実際に受講生を支援できる力を育んでいきます。

・受講生の理解度や状態を捉える力
・適切な問いを渡す力
・自ら考えるための余白をつくる力
・異なる見立てを尊重しながら対話する力
・安全性と倫理を守りながら可能性を広げる力

CIFが目指すのは、同じ答えを教えられるトレーナーを増やすことではありません。共通する大切な土台を持ちながら、一人ひとりが自身の経験や個性を生かし、受講生とともに学び、成長していけるトレーナーを育てることです。

畳み込まれた無限の可能性を
「意識」によって顕在化し、未来へのハブとなる

CIFのミッションを、目の前の学びと実践へつなげていく。その新たな一歩が、第3期トレーナー養成講座から始まりました。第3期トレーナーの皆さまが、これからどのような学びを重ね、それぞれの形で未来へ届けていくのか。CIF会員の皆さまにも、ぜひ温かく見守っていただけましたら幸いです。

懇親会では美味しいお食事をみなさんでいただきました♪
羽ばたけ!受講生!